DUCTRI日本語学校訪問の2日目

7月29日、ホーチミンシティからロンアン省にある学校までは1時間半程の道のりです。

今日は昨日と同じDUCTRI日本語学校の学生さんがドライバーとして同行してくれました。
彼は昨日インターネットでより早く着く道を検索したそうで、昨日より30分早く学校に着きました。
うれしいですよね。こういう気持ち・・・
昨日と同じように2019年4月に来日を希望する学生さんの面接を翰林日本語学院の長岡校長先生と大賀先生と一緒に行います。
これで再申請(いちど入管からビザ不交付になった方が改めて指摘事項を修正して留学ビザを申請をすること)を含めて全員の面接を終える事ができました。
これからその結果を踏まえ、私達がどのように対応するか、すなわち施設の皆さんのご要望に求められる水準であるかどうかなどを、ひとりひとりの履歴や介護への意欲も含め検証し答えを出していくのですが、皆さんとても真面目で熱心な学生さんであった事を、先ずお伝えしたいと思います。
 私達は誰でもいいからという姿勢で対応するのではなく、あくまでも学生さん達が本当に介護を学びたいのか、技能実習生ではなく留学をして介護を習得しプロになりたいのかという、それぞれの思いを審査させてもらおうと思っています。皆様に素晴らしい学生さんをご紹介したい、だから施設の皆様にも大切に育てて欲しい、という気持ちをお届けしたいと思います。
 終了後は翰林日本語学院の大賀先生からDUCTRI日本語学校の先生たちに「日本語教育の理念と方法」という講義がありました。
日本語教育の深み、大賀先生が日々留学生との関係で獲得された特別なノウハウなど、教育者としても引き込まれる内容でした。
 DUCTRI日本語学校卒業生は、まだ翰林で心を開こうとしない。多分失敗するのが怖いからからだと思うが、他の留学生とも語る姿が見らないという指摘を受けました。失敗してもいいから、間違ってもいいから、語りかけてみる。もしかすると、留学生だけはなく私達にも問われる姿勢なのかもしれません。
今回の訪問もまた、出会いの多い充実した二日間となりました。

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