施設を訪ねて~留学生との面談~
7月31日(火曜日)16時半~
西武国分寺線の小川駅近くにある「小川ホーム」を訪問し、白石施設長(当時)小林副施設長(当時)がご対応いただきました。この施設にはレ・バン・フィさんが勤務しています。
一言でいって、彼は日本語力が上がったように思いました。
昨日は床屋にいったとの事。「どうやってカットしてもらいましたか」と聞くと「髪型のモデルを見せてもらって、これでお願いします」と伝えたとこと。
一人で対応したというからたいしたものです。
そして一言「日本の床屋の値段は高い・・・ベトナムでは100円」だそうです。
彼は立川とか渋谷とかにも買い物に出かけ、ウインドウショッピングを楽しむ休日を過ごしているとの事。
小林さんのアパートに居住させてもらい、ずいぶん暖かなおもてなしを受けているそうです。
でも、基本は「ご飯たいて、お肉焼いて、毎日食べています」とのこと。
施設から「困っていることはない?」と聞くと少々時間をおいて「ありません」を繰り返すので「ほんとに困っていることはないか心配です」と。
やりすぎるのもよくないし、かといって、ほっておくのも問題があるし・・
このバランスが大切かなと思いました。
ちなみに白石さんはこの日が小川ホームの最終出勤日。
でもこれからも私たちのプロジェクトにはボランティアとして参加いただけるのでありがたいです。
8月10日(金曜日) 15時半~
日の出町にある「栄光の杜」を訪問。三鴨施設長がご対応くださいました。
留学生はチャン・ゴック・フン・タイさんです。
彼女は九月まで、本人の希望で海老名市に居住していて、長い通勤時間になっています。
いつ勉強しますか?という質問に「電車。電車が二時間あるのでそこで勉強しています」とのこと。
どうやって施設にきていますかに対しては「青葉台=溝の口=立川=拝島=武蔵増子」ですと明確に答えられていました。
施設長にお聞きすると「乗り換えが複雑で大変だった」とのこと。でも困ると「駅員さんに聞いて何とか対応している」ということでした。たくましい。
日曜日は買い物したり、掃除したり。勉強は二時間していますと。
フィンさんに比べるとやや日本語能力は落ちるように思いましたが、施設長は「長い目で見ています」ありがたいおことばです。
そして「まじめで、物覚えもよく、ある意味日本人も頑張ってほしい、と思わせます」とのこと。
次にお会いする時、どの程度日本語力があがったか、楽しみです。
タンさんは、勤務に関しては主張することはし、そしてやるべきことは、一言えば百やるので、安心です、と施設長は語ってくれました。