ベトナム通信  2018年12月の訪越 その1

ベトナムは、雨季があけ、乾季になり、毎日35度の暑さになっています。

ただいま、ベトナムホーチミンに滞在しています。

 12月1日(土)は、2019年4月に来日予定のひとりとみんなの介護留学候補生と受入れ施設様の面談、またロンアン省にあるDUCTRI日本語学校との話し合い、そして翰林日本語学院の先生による模擬授業を行いました。いつものように、皆が礼儀正しく、私たちを受け入れ、そして目を輝かせて授業を聞いていた姿が印象に残りました。
 翰林日本語学院の三觜(みつはし)先生の日本語の授業はとても分かりやすくまた一方的に「教える「ことではなく、みんなと一緒に考えるという視点で授業構成されていました。終わった後、施設の皆様と「日本語って本当に難しいのだ」と口々に話していました。
 私たちは口々に「どうして日本語がもっとうまくならないのか」と語ります。しかし、そもそも難しい日本語を学ぶことに対しての根本の敬意をもって接しなければならないのではないかと思いました。ここに日本語を母語として使う私たちと、日本語以外に母語を持つ彼らとのつながりがあるのではないか。三觜先生の授業は教えてくれているように思いました。
 私は先生の授業の間、瞬きもせず、授業に食いいる姿をみて、こんな表情、日本の若者にみられなくなったなとふと感じたのでした。
学ぶ=楽しいという姿を見せつけられました。いつからでしょう?学ぶことが辛くなってしまったのは・・・
 さて、12月2日、訪問二日目は、日本の若い介護福祉士の方々が直接若い留学候補生に語りかける「日本の介護魅力」が行われます。すごく楽しみです。またご報告します。

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